ルーカス・ヘッジズ

  1996年12月12日、ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン生まれ。父は『ギルバート・グレイプ』(93/ラッセ・ハルストレム監督)の原作・脚本を手がけ、『エイプリルの七面鳥』(03)では監督も務めた作家・脚本家・監督のピーター・ヘッジズ。父が監督した『40オトコの恋愛事情』(07/ピーター・ヘッジズ監督 ※劇場未公開)で映画デビューをはたす。その後、『ムーンライズ・キングダム』(12/ウェス・アンダーソン監督)、『アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方』(12/ダンテ・アリオラ監督 ※劇場未公開)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14/ウェス・アンダーソン監督)などに出演。今作での演技でシカゴ映画批評家協会賞有望俳優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー ブレイクスルー・パフォーマンス賞ほか数々の賞を受賞し、アカデミー賞助演男優賞にもノミネート。今や最も注目される若手俳優の一人となった。現在はノースカロライナ州立芸術大学に在学中で、通学時以外は家族と共にブルックリンに在住。

カイル・チャンドラー

  1965年9月17日、ニューヨーク州バッファロー生まれ。ジョージア大学演劇科卒業後、TVや映画、舞台で活躍。TVドラマ「フライデー・ナイト・ライツ」(06−11)のエリック・タイラー役で知られ、このドラマのファイナル・シーズンでエミー賞主演男優賞を受賞。2015年から続く人気TVドラマ「ブラッドライン」にも出演。おもな映画出演作に、『キング・コング』(05/ピーター・ジャクソン監督)、『SUPER8/スーパーエイト』(11/J・J・エイブラムス監督)、『ゼロ・ダーク・サーティ』(12/キャスリン・ビグロー監督)、『アルゴ』(12/ベン・アフレック監督)、『ブロークンシティ』(13/アレン・ヒューズ監督)、『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』(14/マーティン・スコセッシ監督)、『キャロル』(15/トッド・ヘインズ監督)などがある。

ミシェル・ウィリアムズ・ランディ

1980年9月9日、アメリカ・モンタナ州生まれ。1994年、映画『名犬ラッシー』(ダニエル・ペトリ監督)でデビュー。『ブロークバック・マウンテン』(05/アン・リー監督)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ注目を集める。おもな出演作に、共演のライアン・ゴズリングと製作総指揮も務めた『ブルーバレンタイン』(10/デレク・シアンフランス監督)、『シャッター アイランド』(10/マーティン・スコセッシ監督)、『テイク・ディス・ワルツ』(11/サラ・ポーリー監督)、『マリリン 七日間の恋』(11/サイモン・カーティス監督)、『オズ はじまりの戦い』(13/サム・ライミ監督)など。本作で、『ブロークバック・マウンテン』『ブルーバレンタイン』『マリリン 七日間の恋』に続く4度目のオスカー候補となったほか、ニューヨーク批評家協会賞などで助演女優賞を受賞した。次作は夭折した女性歌手ジャニス・ジョプリンの伝記映画『ジャニス(原題)』。